操体法は非常に優れている健康法だと思うんです。治療や施術に取り入れている先生や施術家は全国に多数いらっしゃいますが一般の人が快適に一生暮らす為の健康法としてとても素晴らしいのです。

・何も道具を使わず身ひとつで出来る
・老若男女無理なく自分にあったやり方で整える。
・気持ちの良いラクな動きで整える。
・素人がプロに迫れます!というのは大阪の小林先生が良く仰るフレーズだけど

行きにくい方から行きやすい方へ体を動かす。
もっと簡単に一言でいうと「ラクな方へ動かす」
たったこれだけで痛みが取れたりやわらぎます。

ここまで読んで心動いてきましたか?

健康保険の崩壊も取沙汰される世の中ですし、自分の体をなんでもかんでも病院やお薬任せにしないで自分任せにしてみようよ!ってどうでしょう。

ヨガは普及しているけど操体法がイマイチなのは何故なのかといつも思います。
ヨガや軽運動を習いに行って体を痛めたという方がたまにいらっしゃいます。このような方達が操体法の体の使い方や考え方を覚えてから始めるか同時進行で進めていたら怪我の防止に繋がって痛い思いをしないで楽しく続けていたかもしれないと思うととても残念な気持ちになります。

操体法でハードルが高いとよく言われるのは自分の感覚を知る、「自分でする」これが難しいというか面倒だという声を聞きます。今の世の中は何か悪い事がおきたら、現状そのままで薬やサプリメントや道具等でなんとかするという「足すとかプラス」、操体法は現状不都合な状態こそ結果でそこに至るプロセスの何が問題なのか?と考え不必要な部分を「引く」その為には自分を知り、自分で動くという事が必要になってくるので面倒くさいとなるのでしょう。健康法としての操体法がなかなか普及しないのは現代と感覚のズレが関係あるのかなと思う時があります。

坂本竜馬の日本を洗濯至し候という名言があります。現代の感覚も不自然な所は矯正しなければという思いもあるのですが、あまりにも壮大というか非現実的というか何より疲れそうでもあるのでここは共感出来る人達がきっといると信じて、操体法を皆に知ってもらうのです。役に立ちますよ!