鶴岡市の整体院らくしゅみです。

 

息食動想

 

ご子息のアトピー性皮膚炎が顔の方まで症状が出るようになって
どうしたら良いか?とお母様より電話相談がありました。

この方は以前、らくしゅみのワークショップに参加してくださり
操体法で体の歪みを整えればアトピー性皮膚炎が快方に向かうか
という質問でしたので食の操体のお話をさせていただきました。

電話口の向こう側では「あ~ やはりその話になるのか~」という
気配を感じます。以前住んでいた所の操体法の先生もまるっきり
同じ事を説明されたようです。

アトピーのように体の表面の皮膚に変化がある症状は腸の環境が大切です
体の歪みを整える操体をいくらしても、口から入る食事を整えなえれば
腸内環境は変わりません。腸で作られた血がアトピーになる成分を運ばな
ければ自然と症状は治まっていきます。これに体の歪みを正す操体を一緒に
行っていけば回復も早いです。

以前、妻の腕がアトピーで酷い事になりました。自然療法やアトピーに良い事を
調べて実践した結果、お菓子と卵を同時に取ると症状が酷くなる事が解りました。
どんなに良い事を行ってもお菓子と卵を同時に取りつづけると症状が
治まらないんです。(病院に行ってお薬を処方する方法もありますが副作用の心配と
生活態度が変わらないのであればいつか必ず酷くなって再発します)

食生活を見直して腸で造血されたきれいな血液が全身を巡った結果
途中油断して一進一退という時もありましたがあんなに酷かった症状が
半年くらいで嘘のようにきれいになりました。
化繊の服はチクチクして痛いので自然素材の服を着るようにも心がけました。

年頃のお子さんですのでお菓子とは切っても切れない間柄でしょうが
症状が落ち着いたらまた食べられるようになります。
第一に自分がどの程度まで食べたら悪くなるか自覚出来るので
一線を越えなくなります。(越えたらまた黄色信号の症状が出て教えてくれます)

食生活はちょっと横に置いといて他の方法と言われると、断食も有効だと思います。
断食の場合は専門の人がいないと危ないですし結局は食の操体に繋がって
きますので今は辛い状況だと思いますが食生活を見直すというのが
最善で最短だという事をお伝えさせていただきました。