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らくしゅみは今年の10月で開院20周年を迎えます。20年の内
15年くらい操体法を勉強してきたのですが節目の時を迎えるに
あたって「本当に解ってるの?俺(お前)」っと天から落ちてきた
というか自分に言われたように思ったのです。

この事を温古堂の橋本千春先生に相談すると勉強し直してみる?
いいよ!と快諾してくださり、
一般の人が操体法を日々の生活に取り入れ健康になるよう、
指導出来るようになる為の勉強会
」というテーマで
自分の体に落とし込むような意識で今月から勉強が
はじまっています。

 

話は変わりますが
勉強会の数日後に行きつけのゲストハウスの行事があり宿主さんとの
とりとめのない会話の中でこんな話になりました。

ある日、有名な作曲家や音楽家を何人も弟子に持つ国立の音大
出身で現在も音楽を教えていらっしゃる方と絶対音感を生まれな
がらに身に付けている極普通の会社員の男性が食後の団欒の時
に楽しい演奏会となった時の事を教えてくれました。
音大出身の方がピアノ演奏後、男性は鼻歌でも歌うように耳と体で
感じとってコピーし、音大出身の方がさらに難しいフレーズを弾くと
コピーを通りこしてセッションしてるような音楽を楽しむ雰囲気になっ
たんだそうです。音大出身の方は大学で理屈や技術を勉強して
磨いて身に付けて現在があるけど、目の前の男性は理屈抜きで
演奏してしまう事に脱帽というか舌を巻いていたな~とそんな話に
なりました。でも人に教える時は理屈や技術の基本が解ってな
いと絶対音感を持つ自分は伝えられないな~という会話に発展し
ていったんだそうです。

なんでこのタイミングでこの話になるかな~というか、このタイミング
だからシンクロしたのかと妙に自分の中で納得しました。
今回の操体法の勉強会のサブテーマに創始者の橋本敬三先生が
伝えたかったのは何か?原理原則から学んで考えてみましょうとあり
音楽と操体法違いますが二つの出来事が繋がって悟りまでは
いかないですがヒントというか良い出来事として自分の中での
気づきになりそうな予感です。