img_21501

ビワの葉温灸の普及活動に力を尽くしていらっしゃる三栄商会横田和幸所長です。

準備の段階から最初にびっくりしたのがびわの葉っぱが何枚か重なってラップに包まれていた事。
びわの葉を採集してきて緑のツヤツヤした葉が割と早く乾燥してカピカピになってしまうのでどうしたものかと
思っていたのが速攻解決です。

ビワの薬効が優れているのは証明されていますしそれにもぐさの温灸が加わるのですから慣れてしまえば
これほど簡単で安全な方法は無いと火事や火傷の対処法等をちりばめて解りやすく教えてくださいます。

・治療とてあての違いをきっちり別けて、てあては日常から継続的に短い時間で行う
・体はいつも良くなろうとしてる
・痛い所が原因で無い事が多いので体の根っこ(肝臓や腎臓)を重点的に。。。
・体は穏やかになると治癒力が上がります。。等など
玄米菜食の基本は良く噛んで食べる30回は噛めと本に書いていますが、その前に美味しく楽しく食べるのが大切と
仰っていました。確かに来院されるお客様の中に施術中、病気や痛みの事だけ考えてそこから抜け出せないでいる方が
いらっしゃいます。あれ?痛くないな~ 不思議だな~位に思ってくださるといつの間にか痛み忘れて治癒力が上がります。
美味しいと自然に食事の時だったら咀嚼しています。お話を伺っていると操体法と共通する所が多く、温灸の実践的な所作も併せて大変勉強になりました。
温灸ですから火を使うので怖さもあって後ずさりしていたのですがお蔭様で距離が近づきました。
身近にある物を使う自然療法。ますます楽しくなりました。