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「らくしゅみの鈴木先生から姿勢や体の使い方をチェックされながら
お話していると私のダンスの先生から指摘される事と共通する事が
あって気になっている事が腑に落ちて妙に納得出来るんです。
普段から足裏の重心を意識するようになったらだいぶ腰痛が無くなりました」

っと仰るのは2か月に1度のペースで来院してくださるKさん。

Kさんがターンをしている動きをしながら腰から背中にかけてまだ嫌な感じが残る
と仰るので、ターンをしている時にどこを意識して動いているか?をテーマに
立った状態から施術に入りました。

Kさんは少し考えてからステップを踏みながらやっぱり足裏かな~と仰るのですが
動きを見ていると以前程ではないものの肩から突っ込むような動きになっています。
社交ダンスは競技という事もあって見栄えも意識しないといけない事もあって
大きく動かすのが良いと思い込んでいるのかな~とポツリ。

体を捻じる動きは首よりは肩、肩よりは胸、胸よりは腰、腰よりは膝、膝よりは足首と
下に行けば行くほど動きが制限されます。無意識に肩から回ると足裏がついて
来れず不安定になります。足裏から捻じり上げるように体の回旋を繋げていくと
体が安定して見ていて美しいのです。

Kさんに最初に見せてもらった時よりは体が捻じれてないけど軸が安定して美しいですよ!
と聞くと、「体が楽ですし、動きが小さいという事は無いです」とお顔から手応えの
ようなものが伝わってきます。

運動神経もダンスの心得も私には無いのですが、操体法というのは天然自然の法則
なので万物に共通するのだな~という思いです。
重心移動と社交ダンスの関係って興味深いです。