新暦の8月27日頃までを
季【秋】 節季【処暑】 候【綿柎開く】(わたのはなしべひらく)

随分と難しい「はなしべ」という漢字、どういう意味だからさっぱり
解りませんでしたが綿の実が弾けて綿花(コットン)を紡ぐ頃だそうです。

衣食住という言葉があります。三つあるキーワードのうちなぜ衣が最初
の理由を筋トレの先生に数日前教えていただきました。
(筋トレの先生は暦も解っていて旬の話をしてくださったのかもしれないですね)

衣食住はそのまま生きていく為のプライオリティの高い順番。現代の人間は
便利な世の中というのもあって体温調整機能が退化しいるので服を着ないで
数日過ごすのは至難の業ですよね。生まれてきた時に赤ちゃんは着ぐるみを
着せてもらいますし少し前までは大変な猛暑で汗と湿気で服が体に張り付いて
着替えをしないとやってられない日々が続きました。

肌は色とか感触とかちゃんと解っていて体に影響が出るとも言いますし
夏が終わって秋が始まった寒くなる前のこの季節に綿花を紡ぐという
事が昔の人達にとって大切な事だったのでしょうね。

#二十四節季七十二候を