整形外科で背骨(腰椎)の4番と5番目の神経が通っている部分が狭くなって(狭窄)痛みが出ていると診断された方が回復が芳しくないので当院にお見えになりました。

ベットに座った状態で体を左右に捻ってもらいます。動きながらお客様が体の状態で思い出した事を教えてくださり施術の手がかりとなるので大変助かります。どちらかというと左に捻ったほうが良さそうでしたが上半身と下半身がうまく繋がっていないような動きが気になります。次に仰向けになってもらいます。基本の下半身の操法をしますが狙った反応が出ません。なんとなく右腕が気になって、そこから体全体を意識しながら横向きになるように操法をしたら上半身と下半身の捻れが修正されたのか痛みが抜けてしまいました。そのまま楽な感覚を数分味わって貰って施術を終わりにします。お客様は腰なのに腕?えっなんで!とびっくりして大変喜んでいらっしゃいます。私も腕からのアプローチでここまで見事に決まった事がなかったので大変勉強になりました。お客様から発信される何気ないヒントはとても参考になります。感謝です。

2013 7月 11日 再掲