山形県鶴岡市の整体院らくしゅみです。

操体法の食に関して「よく噛んで食べる」というのがあります。
仙台で操体法を取り入れて歯科医院を開業されている川村先生が
操体法の機関誌「イサキ」に投稿されていたのが
食べるという事は自分以外の物が体に入ってくるということ」で
肉、魚、野菜、牛乳etc.は大切な栄養源だけど人間の体に直接入った
場合すべて異物(人間にない物質)として抗原となるのだそうです。

という事は私がこれから春になると苦しめられる花粉症のように不都合な
過剰反応やアレルギー症状が起きて時には命に関わる症状が
食べるという行為でいつ起きてもおかしくない事になるのではないでしょうか。

安全に食べる為に人間に用意されているのがよく噛む事、咀嚼です。
噛む事が消化、吸収をしてくれる胃を守り、噛まないで飲むような食事を
していると胃での消化が不十分になって免疫機能が落ちる事になります。

唾液は寝ているとほとんど出ないんだそうです。
よく噛むとムチンという物質と共に唾液が5~10倍も出てきて胃を保護してくれます。
他にご飯やパンを麦芽糖に分解する酵素や、ばい菌の増殖を抑えたり細菌の発育を抑制してくれる
成分も入っていて私たちを助けてくれます。
唾液って凄いですね。