操体法・共鳴法による全身バランス矯正 確かな技術

ブログ(アーカイブ別)

腰痛・坐骨神経痛

2017年02月24日 

鶴岡市の操体法の整体院らくしゅみです。
厚生労働省の調査によると日本人が自覚している症状の1位は腰痛です。
国内の腰痛患者は1000万人と言われています。
では腰痛の本当の原因ってなんでしょう?

 

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腰痛と一口に言っても急性のギックリ腰から繰り返し起きる慢性の腰痛、
内臓疾患が原因で腰に痛みが出る場合もあり、その原因、頻度、程度も様々です。

テレビの健康番組で腰痛の80%は原因が特定されていないと言います。
病院に行ってMRIやレントゲン(X線)の画像を見て明らかに椎間板ヘルニア
なのにまったく痛みを訴えられない方、逆に画像では異常無しなのに
痛みを訴えられる方が当院のお客様にも多数いらっしゃいます。

椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎すべり症・腰椎分離症など骨や椎間板の変形、
構造上の異常と診断され手術にふみきり、術後改善されない方もいらっしゃいます。
病院での治療が必須の癌や感染症等の内臓疾患による腰痛と骨折等の事故による腰痛は
全体の5~10%とも言われています。

では残りの90%はどうなっているのかというと、

例えば病院に行って診察してもらうと
痛みが出ているなら安静第一!という事で少し休んで経過をみましょうと言われると思います。
痛み止めと湿布を出すので(薬)で様子をみましょう。経過が芳しくないようだと
コルセットを作って(固定)して、最終的に手術を勧められるというのが
多いように思います。整体院らくしゅみでは長年腰痛治療に関して様々な情報を収集して実践し
研究してきましたが現代の医学で常識だと思われた安静にして痛み止めと湿布とコルセットの
処方というのがむしろ逆効果で症状を長引かせている要因でさえあると考えています。

では腰痛の本当の原因はなんでしょう。
腰痛の原因は患部の血流障害でまず間違いないと思います。では血流障害の原因はなんなのかと
考えると、姿勢が悪い、同じ姿勢を続ける、体の使い方が間違っている、運動不足、寝不足、
睡眠が不規則、日光に当っていない、偏食、栄養不足、感情の不調和、働き過ぎによる肉体的ストレス、
考え過ぎによる精神的ストレスといった様々な日常生活の要因が血流障害の原因になります。
患部への血流が変化して改善(悪化も想像してください)すると神経や筋肉に必要な栄養素と酸素が届き
老廃物が排出されて腰痛が治ります。

腰痛は整体、カイロ、マッサージ、鍼灸、漢方、理学療法や、温泉や温熱療法、心理療法や免疫療法、
ストレッチやヨガ等の運動療法でも患部を中心として筋肉の血流が良くなれば改善します。
しかし血流障害を作り出す生活習慣が改善しないと必ず再発します。

そして最近特に解ってきたのが生活習慣を改善するに繋がりますが正しい体の使い方を身に付けるというのが
とても重要です。間違った(思いこみ)の体の使い方というのは働き過ぎによる肉体的ストレスと同じ結果に
なります。重労働をしていない人でも日常生活がストレスに直結して腰痛になるのです。

鶴岡市の整体院らくしゅみでは腰痛の根本解決を目指して操体法による整体とセルフケア健康指導を
あわせて行っています。

 

 

 

35年前のイサキを見て

2017年02月23日 

鶴岡市の操体法の整体院らくしゅみです。

 

1982年2月号のイサキ8号(臨時増刊)に興味深い記事を見つけました。
イサキというのは操体法の機関誌です
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明治30年生まれ85歳の橋本敬三先生(操体法創始者)が去年あたりからボケを自覚されているという
話なのです。ご自分のボケを観察された先生は「ボケというのは面白いものでパッと空白が出来て
その間の事を忘れてしまう、それから堪え性がなくなって感動する話には涙もろくなる」とあるんです。

その後に不都合な真実というか困った方にも連動して堪え性がなくなってくる話があって
「小便堪えるのも面倒になってくるしね、大便堪えるのも面倒になる」と書いてある。

今の認知症とここでのボケは一緒のものではなくたぶん物忘れ程度だと思うのですが、
明治生まれの軍医さんでも堪え性がなくなってきてしまうのかと思ったのでした。

最近は昭和や平成生まれの人がすぐ切れるというか堪え性がない人達の信じられないような
ニュース(日常茶飯事なってるけど)をよく見ます。
先生を見習って、すぐキレル自分を観察したらこうだったとか、堪え性がなくても認知症予防の
何かに繋がるんじゃないか?とか35年前の2月のイサキを見て思ったのでした。

学校では教えてくれない体の使い方

2017年02月21日 

鶴岡市の操体法の整体院らくしゅみです。

 

ほうぼうの整体院や接骨院、整形外科に通って良くならないので
当院に来たという方がいらっしゃいます。
昨日の首と肩がどうしようもなく辛くてと来院された男性のお客様もそうでした。

立っている姿勢を観察すると腕や脚が緊張していて力が抜けてないように不自然に見えます。
お客様に伺うと、「う~ん そうかな~ いつもこんな感じですよ~ 」という答え。
仰向けに寝ると(お客様の了解を得てないので画像をここに載せられないのが残念)
お客様は施術台に対して真っ直ぐに寝ているつもりなんですが立体的に歪みがあって
写真を撮って実際に見ていただきました。
えー!こんなに曲がってるの?という顔をされています。

首や肩以外に実は腰も痛いんじゃないですか?と伺うと
今迄行った治療院の先生方もそう仰るけど痛くないんですよね~という回答。
下半身の重心移動に問題ないか調べてみると足心を仕事柄体感として身に付けて
いらっしゃるようで前後、左右方向に特に問題は認められませんでした。
さてそれではなんなのか?
という事で上半身に目を向けて試に首を左右に倒すように動かしてもらいます。
動きをみて、あ~なるほどと閃きました。
首を上下、左右に倒す動作は特に珍しい動きでもなく日常頻繁に行われます。
腕も上げたり、下げたり、振ったり回したりごく当たり前の動作です。

この何の変哲もない体の使い方がうまく出来ていなかったので
体のあちこちに歪を作っていたのでした。
体のどこを意識するかをお伝えして施術していくと
今迄緊張していた所がたちまち消えて、お客様ご自身の動きが
とても自然になってきています。


これ何を意味するかというと
近隣の様々な整体や接骨院、治療院の先生方にばっちり矯正してもらったんだけど
自分の体の使い方が間違っていてすぐ歪んだという事なんです。
本来動かない所を頭からの指示で動け!と命令されている体はたまったものじゃないです。
もの凄いストレス、当然痛みも出ます。

学校では体の使い方は教えてくれないので知らなくて当然なんですが
生まれてきた時は誰からも教わる事なくあかちゃんは自然に動きますので
自分ナイズするうちにきっと途中で忘れてしまうんですね。

らくしゅみの整体は生活に活かせる整体です。

2017年02月20日 

 

鶴岡市の整体院らくしゅみです。

 

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らくしゅみの施術は生活に活かせる整体です。
すぐに役立つ方法をひとつかふたつお教えしますので
家に帰ったらすぐにやってみてくださいね。
やらないと忘れてしまいますから。

教えられても頭に入らないなぁ~という人は
当院で受けた施術の中から気持ちよくて心に残ったものを
思い出してみてください。
意識して思い出すというのが大切です。

すぐに効果が出ないように見えても
らくしゅみの整体というのは、からだと心の奥深くに
だんだんと行き渡って、ある日そういえば
生活の仕方が改善したようだと気づく

そのような整体です。

痛い痛い四十肩

2017年02月17日 

鶴岡市の整体院らくしゅみです。肩の痛みで来院されたお客様のお話です。

 

鶴岡市在住 佐藤様40代(主婦)

新聞の四十肩、五十肩の広告を見ても私には関係の無い事と気にもとめていませんでした。
ある日息子を学校まで迎えに防寒着を着ようと左腕を袖に通そうとしたら肩がミリミリと痛みました。
その時は急いでいた事もあり痛みも気にならなくなったのでそのままにしていました。

しばらくして朝、髪をとかそうとしたら手が頭まで上がりません。洗濯物を干そうとしたら左腕の
肘から肩のほうまで痛みが出ました。右手は痛くなかったので午後は年賀状を書いていました。
そうしたら次の朝、左腕の痛みで目が覚めました。左手がこわばって握る事が出来ません。
いつもとは違う何か痺れるような痛みです。

怖くなってすぐ整形外科に行きレントゲンを撮ってもらいました。骨には異常なし。お医者様曰く
首から痛みが来る事が多いからと塗り薬と飲み薬を処方してもらって帰ってきました。
薬が効いたのか痛みが止まってこれで治るだろうと安心していましたら何時までたっても
腕が上がるようになりません。病院に何回か通ったのですが症状が治まらず横に動かすのも
大変になってきて痛みも戻って来ました。友人に相談したところちょっと不思議な整体なんだけどと
「らくしゅみさん」を紹介されました。

良くなるのならとの想いで行ってみるとらくしゅみさんの治療は想像以上に変わってました。
最初に鏡の前で肩の高さ左右で違うの解りますか?と鈴木先生が聞いてきます。左の方が下がってます。
驚いた事に、どっかで私の事見てたの?と思うくらい日常の姿を当てていきます。
知らず知らずのうちに自分で痛み作って酷くなったねと先生。

治療がはじまってベットに仰向けでいると、鈴木先生がココ痛くないかな~と足や膝を確認しています。
鈴木先生が触るとこは飛び上がるくらい全部痛くて危なく蹴っ飛ばすところでした。
先生の「はい力抜いて~」「楽な方に動かして~」「ふわぁ~とあくびする見たいにね~」と指示どおりに
従っていたら、ついさっき危なく先生を蹴っ飛ばすくらい痛かった所が痛くなくなってるんです。
ここまで腕も肩も触っていないのに不思議なんですけど肩も楽になってきているような感じです。

ベットに腰かけて足首を捻ったり膝を上げ下げして両手を頭の後ろに組めますか?と先生。
そしたらさっきまで左腕が痛くて上がらなかったのに組めるんです。
本当にびっくりしました。

腕はまだ完全に真上に上がりませんがだいぶ上がるようになりました。
今までと同じ事してたら必ずまた痛くなるからね~と鈴木先生。
家に帰ってからもやるようにと教えていただいた操体法を毎日日課としています。
お蔭様で朝までぐっすり眠れるようになりました。
友人にこの話をするとそれ四十肩じゃ無かったんじゃないの?と言われますが、
あの痛みを思い出すとぞっとします。

鈴木先生は私が治したんじゃない、体は治るようになってんだ~と仰るんですよね
でも助けていただいてありがとうございます。

にじの会(庄内食と自然に学ぶ会)を紹介します。

2017年02月13日 

鶴岡市、操体法の整体院らくしゅみです。

 

にじの会(庄内食と自然に学ぶ会)

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自然療法のパイオニア、東城百合子先生のあなたと健康社から毎月発刊されている
「あなたと健康」をお手本にして料理やてあて法を学び庄内の食文化も併せて伝承していくぞ!
という自然療法に興味がある老若男女集まった活気溢れる会です。

この会の良いところは上にも書きましたが老若まさに交ざりあって諸先輩からは経験に裏打ちされた
所作、若い人からは柔軟な発想力で生まれた新風が混ざり合ってネットからの表面的な情報とは
また違った生きた情報を身に付ける事が出来る所ではないでしょうか。

「あなたと健康」という冊子の中の料理をみんなで作ったり、「大黒様のおとしや」や冬のご馳走たら汁
といった郷土料理から味噌や梅干、笹巻作り、びわの葉温灸教室、夏は砂浴等、交流しながら
自分の身の丈にあった実践できる事を学べます。

会員には生産者から消費者まで、良くもまあこんな良い人達ばかり集まったものだと感嘆してしまうくらい
人材がわんさかで料理を作る時の材料が無農薬だったり無肥料だったりf1種じゃなかったりと
とても贅沢なんです。レシピから脱線した小ネタで(こういうの重要ですよね)盛り上がり
主婦の方達はあちらこちらで楽しげに活動されています。
子育て中のお母さん、子育てが終わったおばちゃんの交流もあり、子どもは走りまわりみんなで暖かく
見守っている素晴らしい「にじの会」なんです。

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(一品持ち寄りなのに料理が被らない不思議)

これは私の主観なんですが、この会のリーダーの方達はなんでもうまく作ってしまうのですが
成功するという所に重きを置いているのではなく、まずやってみようよ!という所を大切にしているなと
感じるのです。「みんなで野次馬してみっぺ」と食の操体からの操体法なんですね。

私達夫婦は会が発足した時から参加していて(私は食べる専門ですが)とても勉強になっています。
そしていつも良い気が充満して心地よいです。
いつかこの会で操体法教室するというのが夢なんですが学ぶことが多くて後回しになってます。
今日は味噌作りに夢中です。

 

環の操体 ジャージに感動

2017年02月12日 

鶴岡市 整体院らくしゅみです。

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今朝いらしたお客様を施術中ジャージの模様に思わず感動してしまいました。

腰から膝にかけた青と赤の線、白を入れれば5本線になります。
ここに線が入っているジャージというのはよくありますが
色違いで真っ直ぐの線というのが重要かもしれません。
縫い目にそって並行でもないのでそこに何か機能的な秘密があるかもしれません。

この線上は施術をする際に重要な部位にあたっている場所だったりします。
同じ場所でも青線を意識するか赤線を意識するかで施術もだいぶ変わってきます。
もうほとんどプロ向けの講習会で話をする内容になってきますが、感動のあまり
お客様にも違いを体感してもらいました。膝を倒しても立てていても良い感じの
線なんですよね。講習会の時にみんなこれを履いていたら施術の練習をしている人、
それを見ている人どちらも勉強になるんじゃないかなと思います。

A社のジャージ欲しくなりました。

操体法の研修会に行ってきました。

2017年02月9日 

鶴岡市の操体法の整体院らくしゅみです。

 

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写真は岡山操体の会の遠藤隆三先生です。

前々会の新潟での全国バランス運動研究会前日の懇親会の時に隣にいらっしゃったのが
遠藤先生で、君ちょっとそこに寝てごらんなさいと背骨をさっとひとなで、ここが痛いだろ!!
イデデデと悶絶した時から遠藤先生の講義を楽しみにしていました。

操体歴40年の眼力と経験値というのは凄まじく、体の不安定な所をズバっと見抜いてばっさばっさと
切っていく感じでバランスを整えていきます。「私が凄いんじゃないんだ体はこのように出来ているんだ」
「一人操体のように二人操体をすればいいんだ」「なんでもいいからやってみればいいんだ」が口癖で
遠藤先生は操体法が大好きなんだなと気持ちがばんばん伝わってきました。

脱力の時の声掛けや先生の操法が少し激しいというか見た目オーバーアクション気味に見える時がありました。
残念な事に今回、直接指導してもらえる機会に恵まれなかったので、実際に施術を受けた方にどうだったか
伺うと遠藤先生の操法は見た目ほど激しくなく丁寧で、教わっている人が脱力を身に付ける事が
出来るようにしてくださっていて短時間の間に最大限を引き出してくださっていると教えてくださいました。

写真は遠藤先生の所作に見惚れて撮りました。
自然体とはこういう事か~ 身のこなしが美しいんです。
遠藤先生ありがとうございました。

腰がピキっとなりそうな予感!簡単3分腰痛からの回復

2017年02月8日 

山形県鶴岡市、操体法の整体院らくしゅみです。

 

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今朝、除雪(雪のげ)を始めた時、腰の右側に嫌~な感じがありました。
雪を押しただけで嫌な感じが股関節にもひろがっていくので、こりゃダメだと
悟り、最初右側の写真の大勢をとりました。これは前に屈むか後ろに反るか比べて
出来る方(今日の私は前に屈むほうが痛くなかったので)その姿勢で1分くらい
のんびりしている所です。たったこれだけで症状が軽快します。
まさに今!という緊急時に勢いで立ち上がってしまうとギックリ腰になる場合もありますよ。

しばらく除雪を続けてまだ本調子ではなかったので左側の写真の大勢をとりました。
(今日の私は体を左側に倒した方が楽だったので)少し体を左側に倒した辺りで気持ち良く
感じる場所をすぐみつける事が出来たで15秒くらい楽~な感じに浸ってました。
これで痛みがすっかり取れて町内の雪のげ作業のお手伝いが出来ました。

この二つの動作は操体法の基本運動の時短バージョンです。昼に基本運動をササっと3分くらい
行って今これを書いているのが22時30分ですが腰痛はまったくなくなっています。
何のこれくらい。。。と続けたり、ダメそうだと心で思いつつも無意識にそのまま作業すると
痛みが増します。増してからよりは痛まないうちから腰痛や背痛の予防や回復運動をした方が
大事に至らずに済みます。

操体法 隔月機関誌「イサキ」を紹介します。

2017年02月3日 

鶴岡市、操体法の整体院らくしゅみです。

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操体法の機関誌イサキを紹介します。

カタカムナって聞いた事ありますか?
操体法の創始者の橋本敬三先生はカタカムナやホツマツタエといった
日本の古代文字や古代語の研究もされていたようで「イサキ」というのは
古代文字カタカムナで元気という意味です。

年6回発刊され操体法を治療法や健康法、生き方の指針として
活用されている人達の為に基本概念 息・食・動・想に関わる
事項が掲載されて毎号とても為になっています。

購読料は年間3000円になります。
詳しくは日本操体学会のホームページをご覧ください

当院では機関誌イサキを年間購読しておりますので
直接手に取ってご確認いただけます。

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